君の名は、古事記と自分の中で日本神話ブームが高まってきた2019年3月、はじめて出雲旅行へいってみました。
目次
まずはなにはともあれ、出雲大社へ
なんかいいねー。
あったかい感じの神社でした。
名古屋の熱田神宮や伊勢神宮に比べて、すごく土着感というか、あったかいほっこりした感じがありました。
熱田神宮は刀のようなするどい感じなのよねー。
草薙剣とか信長のイメージに引っ張られてるだけかもしれませんが(笑)
伊勢神宮はやっぱりなんと言ってもアマテラスさんなので、女性のキリッとした印象なんですが
なんか出雲大社はおとーさんって感じ。
どーんとした感じがしました。
この旅では、温泉にゆったり浸かりながら、出雲の気になる神社をめぐったんだけどこれ↓を読んでたおかげで神様の名前に反応することが多くてとても役立ちました♪
出雲大社の後ろの方に、背後を守るように素戔嗚尊(スサノオ)のお社があるんだけど、ここはちょっとだけピリッとしてて熱田神宮の空気感と似てたなー。
それぞれの神社で空気感がちょっとずつ違って楽しかったですよ。
私、視えない人だし、スピスピしてないのであれですが、神社は好きです。
ナチュラルに好き。
オタク気取って語れるほどの知識もないし、何かが見える特殊能力もないけど
ただ好き。
そういう「ただ好きなもの」ってみんなあると思うんですけど。
そういう大事にしたいですよねー。
取り立てて役に立たないけどただ好きなものを大事にする
人によってしっくりくる言葉が違ったりしますよね。
たとえば
「正解を求めるとこがあるよね」じゃ響かないけど
「間違いたくなくて一生懸命だよね」だとヒットする人もいる。
だから「その感覚」を表現する言葉をなんとなく探し回る。
だから、類語辞典とか好きなんです。
ブログ書いてるとこんな↓こと、ちょいちょいあってさ。
「一挙両得みたいな感じなんだけど、この言葉じゃなくて、もうちょっとひらがなっぽい丸い感じの〜」
そういうしっくり来る言葉を探すために、類語辞典検索したりするんですよ。
で、その時の感情にスコーンとはまる言葉が見つかるとすっきりする。
そのスッキリ感が好きでこだわっていたりします。
(今も変換「拘って」って確定しちゃったんだけど、ひらがなに直した)
この辺のサイト多用してます( ´艸`)
ナチュラルに使いすぎて使ってる自覚もなかったけど、役に立つ人もいるかもしれないからご紹介☆
オタクにも専門家にもなれないけど
ナチュラルに好きなものって誰にでもあると思うんです。
そういうの大事にしたいですよね
ただ好きだから神社巡り
そんなこんなでただなんとなく好きだから
ただなんとなく行ってみたかったから
神社巡りを好きなようにまわってきました。
出雲は全体的にあったかかったですね。
素朴で優しい。
巡った神社とその印象をだだだっと紹介していきますヾ(@°▽°@)ノ
玉作湯神社
願い事が叶う石を手に入れられるってことで行ってきましたよ♪
こういう商業的なお守りもノリノリで乗るタイプです♪
伊勢のあたりにある女性の願いをひとつだけ叶えるっていう神社も行ったなぁ。
まあ、そんな商業感漂う触れ込みだったから、玉作湯神社も、キャピキャピしてる神社かと思いきやとても落ち着いたいい雰囲気の神社でした。好き好き。
(どういうのがキャピキャピしてるかっていうと…地主神社みたいな?(笑)いや、あそこはあそこで好きよ(笑))
熊野大社
ここはねー。
着いた瞬間(おじいちゃんちって感じ(* ॑꒳ ॑* )⋆*)って感じがした神社でした
スサノオさんが祀られてるからかなー?
オオクニヌシさんの何代か上の、まあ言ってみればおじいちゃんだもんね?
この感覚は間違ってないはず☆
神魂神社
ここはけっこうぴりっとしてました。
霊験あらたかな感じ。
なんかこういにしえの厳格さを醸してましたよ。
私が今回訪問した出雲の神社の中で一番ピリッとしてた。
伊弉冊大神(イザナミ)を主祭神としてて、本殿は現存する日本最古の大社造りで国宝らしいですよ。
八重垣神社
出雲旅行の情報誌には必ず載ってる水占いができる神社です。
もっとキャピキャピしてるのかと思いきや、意外とそうでもなかった。
貴船神社の水占いよりこっちのが好きかなー。
(だいたい京都と比べる。そして京都のほうがキャピってるのは人が集まってる(=観光地化してる)からだと思う。
15分以内に沈むと良縁が早く来るらしいですよ♪
私は4分でした。 ←後から調べたら平均的らしい(笑)
この紙を
池に浮かべて10円か100円を乗せて沈むのを待つ!
須佐神社
最終日に行きました。
宿を出る時に「これからどちらに行かれるんですか?」って聞かれたから
「須佐神社に」って言ったら
「・・・マニアックですね」って言われました( ´艸`)←マニアと言われて喜んでる(笑)
いや、宿のライブラリにね、島根の歴史についての本がいっぱいあって
この場所がお気に入りだったから、温泉入ってるかここにいるかだったんですけど(笑)
癒しのライブラリ&カフェスペース♡
ここに置いてあった本読んで、「あ、やっぱ須佐神社いこ」って思ったんですよね・・・。
ちょっと離れてるからやめとこうとも思っていたんですが、行ってよかったです。
もっとピリッとしてるかと思ったんですよ、なんでかっていうと出雲大社の奥にある素戔嗚尊が祀ってある社がピリッとしてたから。
やっぱスサノオさんは荒ぶる神だからピリついてるのかなー?って思ったら。(←熊野大社のおじいちゃん感を忘れてる(笑))
思ったよりぜんぜん、素朴であったかい感じでした。
戸隠神社くらいのピリッと感を覚悟してたのに、ぜんぜん違った(笑)
あ、でも社殿奥の大杉はパワースポットで有名らしく
こっちはちょっと空気違って凛としてましたねー。
日御碕神社
そして、日御碕神社というその名の通り岬の先端にある神社にも行ってみた٩(ˊᗜˋ*)و
【伊勢大神宮は日の本の昼の守り、出雲の日御碕清江の浜に日沈宮を建て日の本の夜を守らん】
ってことでアマテラス様がいるんだけど、伊勢神宮は日本の昼を、日御碕は日本の夜をってことで。伊勢神宮と対になってるならばいかねばいかねば♪と、いそいそと向かいました♪
なんていうか明るい神社だった。
朱塗りだったからかな?
朱塗りの神社、私が行った中ではここだけだったんですよ。
他は全部古い木のイメージで、素朴な土着感があったんだけど。
ここはなんかちょっとほかとは雰囲気違いましたねー。
海のおおらかさ的な感じ、かな?
気持ちのいい神社でした。
そして最後にも出雲大社
そして、初日に行ってすっかり気に入ってしまったので
「帰りも行こう」って決めていた出雲大社に、最後にまた寄らせてもらいました♪
好きだわー。
出雲大社。
初日の一発目でここに来て、一気にオオクニヌシさんが好きになりました。
イケメンで、仕事ができて(なんせ国造るくらいだから。それに人も使える)
度重なる困難も乗り切る機転があって、さらには優しくて、おおらか!
え、・・・好き(〃∇〃)
っていうことで恋に落ちて帰って来ました(笑)
「ねえねえ、お願い叶うかな?」
「叶うと思うよ。ここの神様優しいから。」
めっちゃ神社巡って満足です。
満たされたー(´∀`)
ちなみにこの出雲大社、ご本尊が横向きに設置されてるって知ってました?
私は、この逆説の日本史で知ったのですが
なんと御神体は稲佐の浜のある西の方角を向いて鎮座されていて、本殿正面からは神様を横から参拝する形になります。
理由は諸説あって、どれが本当なのかわからないんですけど。
正面から参拝すると、御神体の横からお参りすることになるんですね。
まあ、それが出雲大社的にはいいのかもしれませんが。
でも西側にも小さくお賽銭箱が用意されていて、ここからお参りすると正面だよ。って案内されているんですよ。
どっちがいいのかはわからないけれど、正面からもご挨拶したいですよね!
なので両方でお参りしてきましたよ。
こういうちょっと知ってると得する?感じがなんだか好きです。
滞在先は「星野リゾート 界 出雲」
神社巡ってるか、温泉入ってるか、カフェでお茶飲んでるかな毎日でした。
至福♡
星野リゾートはいくつか泊まっているんですが
「界」は星野リゾートが全国に展開する温泉旅館ですね。
地域や季節にこだわったおもてなし、きめ細やかなサービスで旅を演出してくれます。
界出雲では夜には「石見神楽」を見せてもらえます。
ヤマタノオロチ伝説を題材にした「大蛇(オロチ)」を鮮やかな衣装をまとったスタッフが、軽快なお囃子に合わせて披露します。
スタッフがするからってあなどってはいけませんよ
星野リゾートのスタッフさんが披露する芸ってなかなか本当にちゃんとしてます。
界津軽の三味線もすごかったし。
スタッフさんたち、ここに勤めてることでホスピタリティだけじゃなくて、すごい芸達者になっていくんだと思います。
ライブラリーでは地元の釜で焼いたマグカップでコーヒーが飲めたり
利き酒セット
そして全客室に露天風呂を備えています。
神様の御名前に見守られた露天風呂♡